2013年08月

2013年08月02日

青少年はカジノ依存症になるのか・・・。

ZAITEN 9月号の記事の中に『日本版カジノ「本当の経済効果と候補地」』として国際カジノ研究所所長の木曽崇氏が、依存症の発生、治安の悪化、青少年に対する悪影響を述べている。
さて、本当にこのデメリットが世論を賑わすほどの問題になるのか私には疑問である。

確かに、国によっては、依存症の他にマネーロンダリングで賑わっている超有名なカジノ場がある。
確かに、国によっては、勝った客が襲われる国もある。
確かに、国によったは、子供までが賭け事に勤しんでいる国がある。
 
日本がモデルとした最初のラスベガスは、治安の悪化は語られない。
青少年の参加は厳しく取り締まられる。
依存症対策は国によっては厳しい対策で行われているため対策費が余っている所もある。

木曽氏が文中で『わが国の青少年は、ギャンブルのリスクや依存症の対処方法に関する教育を 一切されないまま社会に送り出される状態にあり、非常に高いリスクに晒されていると言える。・・・・・・・。この青少年に対する施策はカジノ合法化の如何を問わず、現在の日本の教育制度に求められるものである。』

 まず、カジノ場は身分証明書の提示を求めるため青少年への悪影響は無い。
心配するなら、パチンコ・宝くじ・公営ギャンブルの方でありさらにネット依存が一番怖い。
教育制度の中に『世の中には薬づけにしたり、ハニートラップがあるぞなど等。』と教えることは大賛成である。 

カジノに対する反対御三家である『青少年・治安の悪化・依存症』は必ず語られる 反対定番意見である。
木曽氏の指摘は、もっともなことではあるが、このデメリットはカジノ論者の中では対策も含めて語りつくされていると思われるので、日本ではの方法や施策を並列して述べて頂くと、カジノ論者初心者には勉強になると思われる。
しかし、木曽氏の指摘をいつも座右の銘として置いておかねば、すぐだらけるのもこのカジノ世界の魅力でもあり背徳的なことなのだろう。

日本は世界一清潔な国であり、無菌状態で青少年を世に送り出す国でもあるが、最近では青少年の犯罪の残忍性が目立つ国でもある。
少々歪な国に成りつつあるこの時期に、カジノという洋風の遊びを導入することで、自己責任の意味を問い直すのも時期を得ているのかも知れない。

いずれにしても、青少年の諸君は、世の中には冒険と危険に満ちている魅力ある世界だと言う事を教えてくれる教師に巡り合えることを祈念して、カジノが出来た時には大いに楽しんでもらいたいものである。

管理下のカジノは目くじらを立てるほど心配はないと思っている。
何かあれば兆候も出るだろうし矢継ぎ早に対策を立てればよい。

カジノ。
楽しみである。
  

casinokenkou at 14:44|PermalinkComments(52)TrackBack(0)
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