2014年05月
2014年05月31日
戦略なき観光戦略
何年も何円も観光対策をして効果なし。
鳴門の「渦の道」のみ微増であるが、後は全滅。
徳島観光行けば体験できるが、鳴門市で食事をしようと思っても、渦の道あたりのうどん屋と、ホテルの中のレストランぐらいで隣接するホテルでは時に昼飯が予約のみで食べられない。市内でレストランを探しても無い。
リピーターが皆無と噂される「阿波踊り会館」秘境の面影を失っている「祖谷のかずら橋」それに1年に4日の阿波踊りでは、客は限定されるだろう。
実は、阿波は神話の故郷。
日本的宗教体験ができるお遍路。
こんなものがあるが、アクセスと説明が不足。
さらに、ドイツの捕虜が過ごした坂東。
など素晴らしい資源を持ちながらも観光戦術はやっても戦略が見えない政策。
カジノを誘致して、観光プラットフォームでもと思っているが、まだまだ先になるのか・・・。
2014年05月29日
資本主義の危機と歴史の終焉・水野和夫
面白いので一気に読んだ。資本主義が終わりをつげ世界が曲がり角に来ているのに、次のモデルが無い。
歴史上人口が増え、経済が危機的な時、戦乱で人が減り流行病でも人が減り人口増の調節が時として勃発したが、現在では大規模戦争やパンデミックは起きにくい。
現在の日本の生活を、現在の世界人口80億の人が享受出来ることは不可能であり、一部の十数パーセントしか受けられない。しかし新興国の人たちは便利さと快適さを求め先進国がたどった道を進むだろう。
その過程でのエネルギー、環境汚染、水不足そして人口の増加を考えると、人類滅亡へのレミングの行進のような未来図が浮かんでくる。この前には中国の崩壊も予想されるし、一体どうしら良いのか方向性が見えない。
著者は、「新しい定常社会。・・拡大再生産のために「禁欲」し、余剰をストックし続けることに固着しない社会です。資本の蓄積と増殖のための「強欲」な資本主義を手放すことによって、人々の豊かさを取り戻すプロセスでもあります」
このような社会を捜すと、オーストリアの「レッヒ村」アメリカの「アーミッシュ」が浮かんでくる。
文明を上手に取り入れたコミューンである。
昔の日本の「隠れ里」もこのような思想が背景にあったのだろうと思い浮かべると、まだまだ人間も捨てたものじゃないと思う読後感であつた。
「アベノミックス」と地域振興の中で発表しました。
「広域的IRとローカルIRの違いを理解する」
これまでIRと言えば東京・大阪など超巨大なカジノ計画ばかり議論されてきたため、当初の目的である
地方経済の活性化と言う命題がすっぽり抜けていた。
調度2年前、衆議院議員会館で「地方のカジノ」についてフォーラムを開いたが、話は拡大しなかった。
去年の12月、初めて美原融先生が「地方のIR」について触れてくれた。
このゲーミング会議で正式に話題になったのは嬉しいことであるが、地方と言っても幅が広いためまとまりのないセッションになったことは致し方ないことであった。
私は、日本で出来る最小のIRとしてヨーロッパ型のバーデン・バーデンに見られるカジノを見本に鳴門について語った。
この話題は、この9月に「第2回地方のIRについて」と言う題で衆議院会館でフォーラムを考えている。
地方の活性化の切り札になるのに、東京・大阪ばかりに向いているカジノ議論を地方に向けたいが、いかんせんカジノの投資予算が、東京・大阪に比べれば10分の1以下のためか、業者の気を引き付けるにはパンチが足らない。
でも、品の良いローカルカジノで遊んでみたい。
2014年05月11日
2014年05月01日
自主的な発表に「ポイント」付与
課題レポートの提出に1ポイント
自主的なレポートに1ポイント
特別課題に1ポイント
自主発表に1ポイント
何かすればポイント
目的は、学ぶ意欲を高め学力アップ。
昔、お母さんから「テストで100点取ったらご褒美」
「毎日自分の部屋を掃除したらご褒美」
など、褒美に釣られて自分の行動を知らず知らずに社会適応の訓練へと
導かれ、そのうちに褒美が無くとも100点を目指して学生生活を送ったものだ。
最近では、日常生活のあらゆるところにポイント制が満ち溢れ、ポイントが無いと違和感を感じる。
このポイント制、ご褒美を活用して元気に誘い医療費と看護火を削減しようと考えてのが、
カジノ健康ポイントで、カジノが出来れば収益からポイント代を拠出してもらおうという算段である。
カジノの様でカジノで無いパチンコ業界に、健康ポイントの導入を知人を通じて提案させてもらったことも
あったが、反応はゼロであった。
人は何かしてその結果を褒めてくれたり称賛してくれると嬉しいものだ。
さらに実益が含まれるともっと嬉しい。
この力動を利用し健康に誘うのがカジノ健康ポイント。
実現出来たらと思うこの頃である。
フィリピンカジノ・中国客急増
日経・14年5月1日。
フィリピンのソレア・リゾート大繁盛。
遅れてきたフィリピンは、後発ゆえに最先端を切ることが出来た。
数年後は、シンガポールを抜く予想である 。
日本は、後発ゆえにさらに先頭に立てるか。