2015年04月
2015年04月18日
2015年04月14日
故里が無くなった・・・。
この冬は「すずめ」が1羽も来なかった。
毎年、うるさいぐらいに鶏のおこぼれを食べに来てたのに。
隣の里側はどぶ池のような様相を呈して久しいが、ブラックバスは釣れるらしくて釣り人は絶えない。
フナ・川エビは3方張りの為水草は全滅。
故里は荒れ果ているのにきがつかない。
ヨーロッパの田園風景を見ると心が和む。
街の公園には生きているべきものがいるが私の田舎のど真ん中は荒廃した都市のような生命が枯渇
している。
今回の選挙でも、故里の荒廃を憂う声は聴かれない。
観光・観光とお題目を唱えているがこの8年変わらない。
例えば、徳島空港から遍路の1番寺へのアクセスはタクシーだけ。
世界遺産と騒いでいる鳴門の渦潮へのアクセスもタクシーだけ。
お題目選挙と世相を読めないカジノ推進者。
当たり前の議論・暴論が出来ない討論会。
こんな国だ。
それでもカジノは進んでいく。
ほぞを噛まない事前の策を絶えず発表して悔いを残さないようにしたい。
カジノが出来れば、その地域だけでも里山・里側スズメの声が聞こえる隠れ里にしたいものだ。
カジノモデルの誤り・・。
カジノ議連がカジノを思いついたのは、10数年前。
モデルは、「ラスベガス型」その内に『マカオ』へと移り今は「シンガポール」型へと移行した。
10数年前、日本カジノ創設サミットの壇上から「日本で一番小さいカジノは徳島で造らせてください。モデルは
バーデン・バーデンです」と訴えた。
地元でカジノの話をすると「パチンコ屋の手先」「暴力団の手先」「するならバ~ンと大きなものを」と言われ、バーデン・バーデンの話は聞いてくれなかった。
それから10年、今よ、今よと言われ続けて未だ法案の提出もままならず、今回は必ずと宝くじのような心境。
もたもたしているうちに、金ずる中国富裕層のようなお役人とその一派に規制がかかり、マカオの収益にも急ブレーキ。さらにぐずぐずしているうちに、フィリピンや韓国でもビッグカジノがぞくぞく建設。
出遅れた日本のモデルは相変わらず「IR 」。
東京・大阪ならやっていけるだろうが、その他の地方はどうだろう。
当初地方の活性化の切り札。とかなんとか言って、「全国カジノ誘致協議会」なるものを作らせて、どの地方に「IR」が似合うというんだ・・・・。
さらに、当初2・3か所東京・大阪、沖縄の知事交替が無かったら沖縄、しかもオリンピックに間に合わせその経営を見てから次を決め」る。などの方針が漏れてくる。
それでは、地方の活性化の切り札は、これから10年先の事。
そんなご時世の中「カジノ幻想」全くその通りだ。
シンガポールのリー大統領のように計画即実行がこの国にはない。
沖縄の基地問題もかれこれ20年。
カジノが具体的になるころは、室伏哲郎氏とあの世で酒でも飲んでるかもしれないと思う今日この頃である。