2014年11月06日
カジノ合法化を考える・美原融教授。日経・11月6日

やっと、カジノについて常識的な記事が紙面に載った。
これまでカジノ記事と言えば、「依存症が増えて社会不安」「暴力団がらみの犯罪の増加」「青少年への悪影響」と、韓国・マカオのカジノを取り上げ反対論ばかりが紙面を賑わせていた。
既に、世界の先進諸国のカジノは、青少年・依存症者への入場規制やおとり捜査までしてカジノ側の不正を摘発するなど厳しい環境でカジノが運営されていることを知らしめない。
日々の新聞には、パチンコ業者の折り込み広告や全面紙面のパチンコ広告が載っている。パチンコ依存症の事は語られず放置にも近い状況であったが、カジノ議論が深まるにつれ、依存症や3点方式の換金が表に出るようになったことは、カジノのお蔭である。
さらに国策賭博の競馬・競輪・競艇業界もこれから収益の一部を、ギャンブルの負の改善のためにいくばくかでも拠出することになれば、カジノの功績は大である。
今、国会で法案通過とはいかないようであるが近い将来通過となるであろう。
その時には、反対者がこぞってカジノ礼賛とならないよう祈るものであるが、社会現象と見ると面白いカジノ第2弾の幕開けであろう。
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