2014年11月06日

羅針盤無きカジノ法案!

カジノ法案が継続審議で次期国会へと先送りされるようである。
これまで、10年余毎回「次期特会で審議・成立」と言われ続けられている私には「あ~そうか」と諦観めいた気持ちで聞くしかない。
そしてまた計画の熟度を高めることで次を待つのであるが、待ったところで設置許可が出るわけでもない。
ひたすら許可が下りるのだろうと、賭けをし続けているわけであるが、ある関係者は自己破産に近い状態だし、ある人は志し途中で亡くなった。

10余年前カジノ法案の審議が始まると同時に、全国カジノ誘致協議会が生まれ「地方の再生のため民間からカジノ応援隊を作ってくれ」との要望で集まったものであった。そして一番小さなカジノ(バーデン・バーデンのような)は、徳島にとひたすらバーデン・バーデンを唱えてきたのである。
しかし、徳島の弱小カジノに目を向けてくれたのは、旧知の知人であったが、「先生、規模を増やしてください。投資効果が無いのですよ」と言われてしまった。

カジノ議論は、数千億投資の東京・大阪・沖縄とビックIRばかりが議論され、地方の数十億から数百億規模の地方版IRには議論の矛先が向かってこない。
全国10ヶ所程度のカジノ場。そこで造りたいのは数千億のカジノ。東京・大阪に参入出来なかった業者がしぶしぶ地方に参入するのだろう。

そこで思うに、数十億のこじんまりしたカジノ。
ひなびた温泉場や行楽地に極小カジノをつくるなら、投資規模が1千億ぐらいまで、似通った温泉カジノを5か所程度のグループとして1ヵ所とすると、全国でカジノをしたい優良候補地が 沸き出来るのではと思うし、業者も切磋琢磨して地方の活性化に寄与するであろうと思われる。

例えば有馬温泉の適当な温泉旅館の一室。収益は出資数に応じて分配。とすれば街全体が盛り上がる。
大きなIRを考えた輩は、数千億の投資額に目がくらみ、ひたすらマカオ・シンガポールの手先となって旗を振ったのだろう。

地方に活性化のために、と言われれはせ参じた者にとっては、今の議論ははしごを外された恨み節にしかならないが、そこはそれノーベル賞よろしく「怒りがエネルギー」と熟度を高めるには良い機会である。


 

casinokenkou at 15:11│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 谷口 豪   2014年11月06日 20:13
日本カジノ健康保養学会
担当者様

神戸大学大学院 工学研究科 建築学専攻 修士2年 谷口豪と申します。

私は現在、修士設計としてカジノ建築の研究し、最終的に大阪と京都の2カ所に設計しようと考えております。この夏にはマカオでのフィールドワークを行い、15カ所のカジノにおいて簡単な実測も行いました。

しかし、現在はカジノ建築の図面が不足しており研究が行き詰まっています。直接カジノにアポイントを取ったり、図書館の既往研究を探しているのですが、余り見つける事が出来ません。

よろしければ、カジノ建築の図面や研究が記載されている文献に関してご存知ならば教えていただけないでしょうか?

お忙しい中、ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。

谷口


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谷口 豪 Goh Taniguchi
神戸大学大学院 工学研究科 建築学専攻 
建築設計・環境デザイン研究室 修士2年
email : taniguchigou@gmail.com
tel : 080-6117-5817
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